
顔認証関連市場
東海顔認証は静岡に拠点を置く AI 顔認識ソフトウェアの開発者集団です。
近年顔認証市場はその規模をますます拡大しています。2021 年、この中でも特に成長著しいのは「物販・小売業」であり市場規模は 55 億円となっています。(図1)
また、顔認証システム単独ではなくマルチモーダルの仕組み(融合判定)によってより堅牢でセキュリティの高いシステムの構築が可能になります。防犯カメラとしての利用だけではなく、入退室管理・勤怠管理など多種多様な使いみちにあふれています。

東海顔認証は、これら顔認証システムの市場に顔認証システムを提供する製造メーカー・ソフトメーカー様向けに、低価格で性能の良い基本 AI ソフトウェアを提供いたします。
この SDK を用いることにより、システム全体の開発費を大幅に抑えることが可能です。(図2)
NEC 、パナソニックなど大手大企業が提供する顔認証システムに価格で優位性をもたせることができ、顔認証システム全体の普及を促進します。

顔認証のためのアプリケーション
東海顔認証は、数多くの企業様向けに顔認識ソフトウェアの基本 AI ソフトウェアをご提供をいたします。
- Face01_Graphics ( Windows & Linux )
高速動作の顔認証アプリケーション - Face01_Imager ( Windows & Linux )
サーバの帯域を圧迫しない顔認証アプリケーション - Face01_List ( Windows & Linux )
顔認証によりユニーク人数を計測するアプリケーション - FaceCrop (Windows, Linux )
自動的に顔画像をクロッピングするアプリケーション - FaceCrop_CNN_linux, FaceCrop_CNN_windows
マスクをつけたままでの顔画像をクロッピングするアプリケーション
それぞれのアプリケーションは標準出力や画像の自動保存により様々なアプリケーションと連携が取れるようになっています。
なぜ完結したシステムではなく SDK のみを提供するのか、ぜひこちらをご参照ください。
基本 AI ソフトウェア Face01 シリーズは、 Linux ならびに Windows において Python モジュールとしてご提供されます。モジュールをインポートすると、それが誰なのか、時刻、自動保存された顔画像、何人が通ったのかなどの情報が返ってきます。また、Face01 においてはカメラ画像は顔認証をした状態で自動的に保存されます。
Face01_Graphics 1.1.7 を単純に呼び出しただけのデモ動画をご覧ください。

これらのソフトウェアをベースにして様々なシステムを完結に構築することが可能です。
- 顔写真の登録インターフェース
- モニタするためのモニタ画面
- 検出した顔を登録するデータベースシステム
- 顔そのものを検索するインターフェース
これらを独自に開発し、お客様へ迅速に提供できるようになります。
顔認証アプリケーションの動作の様子
下記に米国男優であるモーガンフリーマン氏の顔認証の様子を貼り付けました。こちらは単純に仮想端末上から Face01_Graphics 1.0.4 を呼び出したものになります。動画に加え、認識した日時・座標・名前・保存ファイル名などが返り値として得られます。
また登録されている方が出力されるのと同じく登録されていない人を「未登録」と出力することも大事です。下の動画ではそのあたりがきちんとできており本人拒否率と他人受入率が両方共極めて低いことを示しています。
その様子をご覧ください。

マスクをつけたままの顔認証
コロナウィルスの世界的大流行によって特に日本ではマスクをつけたままの顔認証が必要とされています。
そのため東海顔認証ではマスクをつけたままの顔認証を深層学習を用いたアプリケーションでご提供しています。
マスクをつけたままの Face01_Graphics 1.1.7 顔認証の様子を下記に掲載します。

マスクをつけたままの顔認証についてはこちらのページから詳細をご覧ください。
お問い合わせ
お問い合わせは お問い合わせフォーム からお願い致します。
また交通宿泊費をご負担いただきますが、全国各地へ出張もいたします。是非お気軽にお問い合わせください。
【追記 2020年5月8日】
コロナウィルスの収束までご訪問によるプレゼンテーションは自粛させていただいております。対策と致しまして Web 会議やメールでのご対応となります。ご理解とご協力をお願いいたします。
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- Docker 環境の構築 ( Ubuntu 版 )
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- よくあるご質問
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