AIのちからを簡単に

私達東海顔認証は、日本人専用のAI学習モデルである「JAPANESE FACE」を開発し、その能力を簡単に引き出せるミドルウェア「FACE01」を開発しました。

FACE01は、仮想端末(ターミナル・コマンドプロンプト)や外部プログラムから簡単に呼び出すことができ、認証速度は平均で0.014秒(GeForce® GTX 1660 Ti使用時)と極めて高速に動作、更にマスクをしたまま顔認証が可能です。 HLSやRTSPなどの外部入力にも対応。なりすまし防止機能も内蔵しています。

モデル性能

日本人の顔認証に特化したAI学習モデルは、一般的な顔認証システムが抱える問題(若年日本人女性に対する偽陽性)を解決しました

たとえば、一般的な学習モデルの場合、以下に示すような若年日本人女性の判別が難しい場合があります。

画像
dlib学習モデルで偽陽性を出す例

これに対し、新しく学習されたモデル「JAPANESE FACE」(下のグラフではefficientnetv2_arcface.onnx))では、精度を落とすことなく判別できていることが示されました。


若年日本人女性の顔画像に対して、DlibのAUCが0.94に対し、JAPANESE FACEは0.98を達成しています。

これにより、既存の顔認証システムと比べ、性能が向上しています。

くわしくは、「Dlib顔学習モデルの、若年日本人女性データセットにおける性能評価 」からご覧いただけます。

動作例

ギャラリーから、さまざまな動作例を見ることが出来ます。

価格

FACE01ミドルウェアサブスクリプション

顔認証端末50台から100台まで、3 ヶ月、6 ヶ月、 12 ヶ月単位でFACE01を利用するためのライセンス契約を採用しています。
こちらからダウンロードできるサンプルは、無料でお使いいただけます(商用利用はできません)。

3ヶ月6ヶ月12ヶ月
18万円〜34万2000円〜64万8千円〜
3ヶ月契約の5%割引3ヶ月契約の10%割引

※ 価格は変動する場合があります
※ 価格に消費税は含まれていません

公的教育機関での使用料

リポジトリが提供するファイルを無料でお使いいただけます

詳しくは日本のAI教育を支援する、顔認識ライブラリFACE01の提供についてをご覧ください。

顔認証にかかるコンサルタント

お問い合わせからご連絡下さい。

出版社様からの取材もお受けしております。こちらのコラムもご覧ください。

東海顔認証とは

東海顔認証は、日本人が使いやすい、導入しやすいAIを開発する、AI開発コミュニティです。
顔認証や人物追跡にかかるアプリケーションを簡単に構築するためのミドルウェアを開発しています。

なぜFACE01を開発したの?

顔認証システムは、日本社会のあらゆるシーンで使用されるのにも関わらず、AIのコアである学習モデルは「アメリカ」か「中国」で開発されています。AIコアが外国産である場合、肝心なところで「偽陽性」、つまり誤判定が発生することがあります。この問題は発生頻度が少ないこともあり、再現性が取りづらく、その反面、発生した場合は重大なアクシデントとなり得ます

このため、日本人だけの大規模顔顔データセットから学習したAIが強く社会から求められています。

このような流れの中、東海顔認証では日本人専用のAI学習モデルである「JAPANESE FACE」を開発し、その能力を簡単に引き出せるミドルウェア「FACE01」を開発しました。

また、産学官連携によるAI人材育成の重要性にも着目し、日本におけるAIの教育と研究の現状を鑑みて、全てのファイルを教育用コンテンツとして開放しています。具体的には、FACE01を教材として用いることで学生や若い研究者は最新の顔認識技術を学び、その実装を体験することができます。また、FACE01が提供する詳細なドキュメンテーションを通じて、学生や研究者は自身で新たな機能を追加したり、既存の機能を改善したりするための知識を得ることができます。
具体的には「日本のAI教育を支援する、顔認識ライブラリFACE01の提供について」をご参照下さい。

サクセス

顔認証関連アプリケーションを開発する企業様においては、以下のようなベネフィットがあります。

  1. インターフェースの付与やデータベースでの管理の実装のみで、迅速な顔認証システム開発を実現
  2. 日本人専用学習モデルの使用により、一般的な中国由来の顔認証システムより高い精度を得られる
  3. コストと時間を大幅に圧縮出来る事で顧客様からの顔認証システム導入要件に迅速かつ高品質で答えられる
  4. 工期に余裕が持てる分、仕様書変更など不意の変更要求にも対応出来る

最終納品までは無料

FACE01には豊富なサンプル完全なドキュメントがセットされています。更にFACE01自体を機能の制限なく無料でご試用いただけます。

使い慣れた開発環境で性能や使い勝手をご検証ください。ご不明な点はメールにてご返信いたします。検証作業終了後、最終的にアプリケーションを納品させていただくまで無料で対応させて頂いております。

対応環境

公開している全てのライブラリはUbuntu20.04以降に対応しています。 また Windows 10/11ではWSLg環境で運用することが可能です。多くの企業の様々なアプリケーションが1台のPCに相乗りする場合、ホストOS環境を汚したくない・ライブラリの衝突など干渉を受けたくない場合、専用のDocker環境もご提供しております。

非力なIOT機器にも対応

潤沢なGPU環境を持っていない事務用パソコンやノートPCでの利用を想定したご利用も可能です。(Nvidia Jetosonの場合インストール時に若干のコード変更が必要です)

キャプチャボタンを押すと顔認証評価を行う簡易的なサンプル。こちらの解説ページからどうぞ。

お客様とのお約束

私達は、出来る限り動作検証デモ動画をアップするよう心がけております。 イラストや文面で高性能をイメージさせる事を避け、実態に即した検証を動画で紹介することによって正しくお客様に評価していただくためです。 FACE01はアップデートを続け常に新しい情報を更新し続けます。

ご提供までの流れ

まずはお問い合わせフォームよりご連絡をください。 東海顔認証ではGitHubあるいはDockerHubよりサンプルプログラムセットをダウンロードできるようにしております。お気軽にお問い合わせください。

【おしらせ】 ミドルウェアのダウンロードから検証作業まではメールのみの対応とさせて頂きます。この間は無料で対応させて頂きます。宜しくお願い致します。

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