サーバに適した顔認証SDKの開発
この記事は古くなっており正確ではありません。
リンク先の記事をご参照下さい。

帯域を圧迫しない顔認証を
画像から顔認証が出来る顔認証 SDK を開発しました。
FACE01は元々防犯目的にスタンドアロンで動作するように設計されています。たとえばコレをサーバで運用する場合、FACE01に常に動画を入力する必要があります。これでは帯域を圧迫しますし、無駄な計算コストを発生させてしまいます。
FACE01 GRAPHICSの場合、どうしてもCUDA実行環境のためNVIDIAの高性能グラフィックカードが必要になってしまい、サーバの構成次第では運用が難しいケースがありました。
そこで画像から顔認証できるようにFACE01 IMAGERを開発しました。
処理の流れ
例えばサーバ内のあるフォルダ(check_images フォルダ)に認証に必要な画像が集まるようにしておきます。

登録したい人物の顔画像ファイルはこちらとは別フォルダ(pictures_of_people_i_know フォルダ)に保存しておきます。

FACE01 IMAGERが動作している様子を下に添付します。
標準出力には、人物の名前と認証した時刻が表示されます。
outputフォルダには顔認証された人物の顔のみクロップされた顔画像が保存されます。この時、顔登録されていない人物は「Unknown」として表示・保存されます。

標準出力に結果が出力されるので他のアプリケーションとも相性が良いと思います。
顔認証の終わった画像は他のフォルダ(recognated フォルダ)に移動され、新たに画像が入力されるまで待機します。
まとめ
各フォルダの紹介や画像などは「face01, face01_imager の簡単な利用方法」にて紹介しました。こちらも是非ご覧になってください。
以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。