Dlibの顔学習モデルであるdlib_face_recognition_resnet_model_v1.datの、若年日本人女性データセットにおける性能評価を行います。

日本におけるAIの教育と研究は急速に進展しており、特に画像認識技術はその中心的な分野となっています。
東海顔認証は、公的教育・公的機関の研究目的に、学習コード及びFACE01ソースコードの無償利用を提供しています。

「女性自身」を発行している光文社様から、【江口洋介さんと松村北斗さんの顔が似ているかどうか】を科学的に検証してほしいとのご依頼がありました。紙面に掲載できなかった学習ネットワークやGrad-CAM、平均顔、類似度計算について、コードを例示してご紹介します。

AUC-ROC (Area Under the Curve – Receiver Operating Characteristic)、精度、F1スコア、モデルの解釈可能性、混同行列など、学習済みモデルの評価項目について解説します。またそれに伴うPythonコードを添付しました。

EfficientNetV2ファインチューニングによる、日本人顔認識のための新たな学習モデルを作成しました。学習ネットワークの構築方法と評価を行います。学習済みモデルをGitHubに公開しました。

長崎市の内科医院院長が自分の顔写真を模したお面を女性スタッフにかぶらせ、自分のマイナ保険証を使って顔認証を試みたところ、問題なく認証されてしまったという新聞記事が話題になりました。
技術的側面から、何が問題で、どのへんがどれくらい「マズい」のか、解説します。